プレコングレスのご案内

かがわ大会でのプレコングレスのご案内です。

大会前日、全国からのご参加をお待ちしています。プレコングレスのみの参加であれば大会参加費のお支払いは必要ありません。大会前日にうどん県にお越しいただき多数のご参加をお待ちしております。

なお、各企画の詳細な内容・申込方法などについては、以下のとおりです。ご確認のうえご参加ください。なお、お問い合わせは各プレコングレスの問い合わせ先に直接お願い致します。

開催日時

2024年11月29日(金)(18:30~20:30の時間帯に開催されます。)

会場

サンポートホール高松

https://www.sunport-hall.jp/access/

参加費

無料(参加費を徴収される企画もあります。)

1.児童福祉司の倫理綱領を作ろう!#0
企画説明

 児童虐待問題に関与する専門職は、それぞれに専門職としての倫理綱領を持っています。医師、弁護士、保健師、保育士、社会福祉士、児童養護施設、児童自立支援施設、乳児院、自立援助ホームなど、それぞれが自分たちの倫理綱領を持っています。他方、児童相談所はどうでしょうか。児童心理司には倫理綱領が存在していますが、児童福祉司にはそれがありません。この状況を更新することを望む全国の同志と児童福祉司の倫理綱領作りを開始します。すでに決まっていることは何もありません。どこまでいくのかもわかりません。同志の方、会場でお会いできればと思います。

主催

佐藤剛(西日本こども研修センターあかし)

会場

54会議室(5F)

募集人数

40名

対象者

児童相談所で働いている方、働いていた方

申込方法

下記よりお申込みください
https://docs.google.com/forms/d/1KgwS8XhxI7IZgWowapM_QEqbuYhjqJj07P9LlGYHMjo/prefill

問い合わせ

eureka74@gmail.com(西日本こども研修センターあかし 佐藤剛)

2.児童心理司の集い
企画説明

 児童心理司限定の集いです。児童心理司としての課題や悩み、成功(しくじり)、理想等・・自由に話し、聴き、交流しませんか?全国の児童心理司が集まり、元気になれるしゃべり場を企画しました。

主催

稲垣・三木(西日本こども研修センターあかし)

会場

第2リハーサル室(7F)

募集人数

30名

対象者

児童相談所の児童心理司(OB/OG含む)

申込方法

下記よりお申込みください
https://forms.gle/o187LEUCnEjqxmjV9

問い合わせ

jisocp1209@gmail.com(西日本こども研修センターあかし 稲垣・三木 )

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3.虐待対応プログラム BEAMS
企画説明

 “BEAMS”とは、子どもに関わる全ての人が「子ども虐待」の早期発見・対応ができるように日本子ども虐待医学会が開発したプログラムです。一昨年ふくおか大会でシンポジウムを行い、昨年しが大会では実際の“BEAMS”研修を行い、多くの方に受講していただきました。この“BEAMS”研修は、基礎的な虐待医学を身に着けていただく事を念頭に置いていますが、医療者だけでなく、福祉、司法、教育など様々な分野の方々に身に着けていただき、日常業務の中で子どもたちの小さなサインを見逃さないようにすることが最大の目的です。
 “医学的な所見は難しい”“専門家に任せればいい”ではなく、皆さんが見つけ、行動する事で多くの子どもが救われます。医療者以外の方にもわかりやすく説明しますので、受講を御検討下さい。
 なお、今年度の診療報酬改定で“小児かかりつけ診療料”の届け出要件の中に“BEAMS”が推奨されました。まだ、受講していない医療者の方、この機会をお見逃しなく。

主催

日本子ども虐待医学会

会場

かがわ国際会議場(6F)

募集人数

100名

参加費

BEAMS Stage1 2,000円 BEAMS Stage2 3,000円

対象者

子どもに関わる全ての方

申込方法

日本子ども虐待医学会 BEAMS HP
https://beams.jamscan.jp/event/

問い合わせ

日本子ども虐待医学会 BEAMS HP お問い合わせフォームから
https://beams.jamscan.jp/inquiry.html

4.一時保護時の司法審査に向けてあれこれ話す集い Final Season~準備に疲れた人へのピアサポートの会~
企画説明

 令和4年6月に児童福祉法が改正され、一時保護に対する司法審査が導入されることとなった。これに伴い、一時保護の要件の明確化、司法審査の手続きが整備されてきた。
 また、一時保護から7日以内に一時保護に親権者等の同意がない場合等に一時保護状を裁判官に請求することになるが、児童相談所での実務上どのようなことが課題になるだろうか。
 司法審査がついに令和7年6月から実施されることに向けて、とにかく課題が山積みな一時保護時の司法審査について児童相談所に関わる弁護士が、素朴に疑問に思ったことをあれこれと語る。そんな会である。
 当シンポジウムは、福岡大会、滋賀大会のプレコングレスで2回にわたって開催してきた。
 今回はファイナルシーズンを迎え、一時保護時の司法審査の制度を解説しつつ、県、政令市、特別区等様々な人口規模や対応件数の異なる児童相談所の職員と児童相談所に関わる弁護士が一時保護時の司法審査に向けた準備状況を報告し、参加者と意見交換をしながら、不安や準備で疲れた心を支え合うピアサポートの会である。
 なおこれまでのseason見逃しでも大丈夫な仕様である。

主催

児童相談所内弁護士協会

会場

第3リハーサル室(7F)

募集人数

40名

対象者

児童相談所職員、弁護士、一時保護時の司法審査に関心のある関係機関

申込方法

下記よりお申込みください
https://forms.gle/hZ4WR9ww1QvaANki7

問い合わせ

pre.ichiho.shihoushinsa@gmail.com

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5.一時保護施設のレガシー イノベーション自慢大会
企画説明

 令和4年の改正児童福祉法に基づき、令和6年ついに一時保護施設の設備及び運営に関する基準が施行されました。あわせて、一時保護ガイドラインも大きく改定され、一時保護施設における「こどもの権利擁護」「こどもの権利の制限」についての考え方が明確に示されました。
 またガイドラインでは、一時保護施設における生活上のルールについて「正当な理由に基づくものなのか、定期的に点検・見直しを行う」「一律にルールを課すことによりこどもにとって過度な負担とならないよう対応する」等、ルールの取扱いについても言及されています。
 昨年度の滋賀大会のプレコンや過年度調査では、一時保護施設には過去から引き継がれてきたルールや規則等の「レガシー」がたくさん存在していることが確認されています。
 そのレガシーたちが法改正を受けてどうなったのか、一時保護施設におけるこの間の取組み、イノベーションの実践例を自慢しあって、さらなるイノベーションのための知恵と活力を共有しませんか。

プログラム
開会予定時刻 18:30
閉会予定時刻 20:30
①一時保護施設のレガシーの共有
・Jaspcan滋賀大会プレコンで共有されたレガシー事例
・こどもの声から発覚した、一時保護施設の驚きのレガシー
 ※一時保護施設で生活する・していたこども約2,000人のアンケート回答より
 (令和4年度子ども・子育て支援推進調査研究事業で実施)
・参加者の所属する一時保護所におけるレガシー
②一時保護所レガシーイノベーション事例の発表
・イノベーションしたレガシー
・イノベーションのきっかけ、取組み
③レガシーイノベーション宣言
・今後イノベーションしたいレガシー
・イノベーションにあたっての課題と解決策を考える
・次回、Jaspcan札幌大会までのイノベーション宣言と再会の誓い

主催

三菱UFJリサーチ&コンサルティング 八木涼子

会場

61会議室(6F)

募集人数

50名

対象者

一時保護所職員、一時保護専用施設職員、児童相談所職員

申込方法

下記URLからお申込みください。
https://questant.jp/q/jaspcan2024

問い合わせ

r.yagi@murc.jp(担当八木)

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6.親子ヘルサポ「死亡事例検証報告」事例検討会-母子保健の視点から検討する
企画説明

 こども家庭庁における「児童虐待による死亡事例等の検証委員会報告」では、第1次から第19次報告において約1,600人以上の子どもたちが虐待により死亡している。心中以外の虐待死亡事例の年齢は3歳以下が7割強、そのなかで0歳児が5割となっている。この年齢は保健師が母子保健活動の中で対象とする乳幼児と合致している。この時期の保健師のかかわりの一部は、地方自治体による死亡事例検証報告書から読み取ることができる。その分析では複数の事例で乳幼児の死亡の前に保健機関となんらかのかかわりがあり、その後子どもの命を脅かすあるいは奪われる重大な事件が発生している。保健師はまさに虐待死予防の最前線で活動しており、いかに虐待死を防ぐことができるかという厳しい課題に直面している。虐待死を予防していくためには、ひとり一人の貴重な子どもたちの死から学ばせてもらい、母子保健がさらにできることを考え、共有していくことが必要である。
 そのような思いのもと、親子ヘルサポでは、昨年度から、地方自治体で公開している死亡事例検証報告書について、母子保健の視点から、事例のアセスメント、支援について考え、母子保健の視点を明確にすることを目的に事例検討会をオンラインで定期的(2か月ごと)に行っている。JaSPCANかがわ大会では、これまでオンラインで実施してきた内容を対面で行い、参加者と直接意見交換や情報共有し、今後の活動に活かしていくことを目的としてプレコングレスに応募した。
 内容としては、死亡事例検証報告書の内容から、事例を母子保健の視点からどのようにアセスメントするか(ジェノグラム、エコマップ、発育曲線等の活用)、事例の理解を深め、事例特有の問題から支援方法についてグループワークを行い、参加者で支援について共有する。JaSPCANの場であるので、保健師だけでなく、保健師とともに活動する多職種との意見交換も行っていきたい。

主催

保健師による親子ヘルス&サポート推進協会(親子ヘルサポ)

会場

展示場A(1F)

募集人数

50名

対象者

保健師等

申込方法

下記よりお申込みください
https://forms.gle/qVHBkZszGqDWgHmTA

問い合わせ

kouenkaihelsapo@gmail.com (一般社団法人)保健師による親子ヘルス&サポート推進協会事務局

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7.20年後の子ども虐待対応のあり方を検討する座談会
企画説明

1. 概要

この座談会は、未来志向で「20年後の子ども虐待対応のあり方」を自由に検討する場です。技術の進展、社会の変化、政策の進化などを考慮し、未来の子ども虐待対応がどのように変わり得るかを、参加者全員で大胆に議論します。子ども虐待問題は時代と共に変化し続けており、将来の社会情勢や技術革新に伴い、その対応策も進化しなければなりません。この座談会では、未来の虐待対応におけるシステム、技術、政策、教育など多角的な視点からの検討を行います。参加者全員が自由な発想でアイデアを出し合い、これからの児童虐待防止に向けた新たなアプローチを模索します。

2. 目的
-参加者がポジショントーク抜きで自由に意見交換できる場を創出します。
-目先の数年ではなく、あえて「20年後」という少し先の未来を設定することで創造的なアイディアを創出することを目指します。
-真剣だけど肩の力は抜いて参加できる学会前夜祭の役割を全うします。

3. 対象
この座談会は、子ども虐待防止に関心のある以下のような多様な参加者を対象としています。
* 児童福祉専門家(児童相談所職員、こども家庭センター職員、児童福祉施設職員など)
* 医療従事者(小児科医、看護師、心理士など)
* 教育関係者(教師、SSW、SCなど)
* 大学関係者
* 政策立案者および行政担当者
* NPO・NGO関係者
* テクノロジー専門家(AI、データサイエンスなど)

4. プログラム内容
-開会挨拶
-話題提供
-小グループでラウンドテーブルディスカッション
-全体討論とまとめ

5. 参加方法
事前登録制を想定しています。

主催

残すに値する児童福祉のあり方検討会

会場

51会議室(5F)

募集人数

20名

対象者

以下のような多様な参加者を対象としています。
* 児童福祉専門家(児童相談所職員、こども家庭センター職員など)
* 医療従事者(小児科医、看護師、心理士など)
* 教育関係者(教師、SSW、SCなど)
* 大学関係者
* 政策立案者および行政担当者
* NPO・NGO関係者
* テクノロジー専門家(AI、データサイエンスなど)

申込方法

下記よりお申込みください
https://forms.gle/pqg818aX6KmNr1CD9

問い合わせ

child.safety2.labo@gmail.com(受付担当:高木)

8.児童養護施設の看護師が行っている子どもの健康へのかかわりについて、思いをぶつけあいましょう‼
企画説明

 社会的養護を必要とする子どもの生活の場の一つに児童養護施設(以下、施設)があります。施設では年間約25,000人、概ね2~18歳までの子どもが暮らしています。
 こども家庭庁の「児童養護施設入所児童棟調査の概要(令和5 年2月1日)」では、ひきつけたことがある、下痢をしやすい、よく熱を出す、風邪を引きやすい、湿疹が出やすい等の「罹患傾向あり」の子どもは18.8%と報告されています。また知的障害や注意欠陥多動性障害を含む「心身の状況について該当あり」の子どもは42.8%と報告されています。
 さらに、虐待を受けた子どもは65.6%、何らかの障害を持つ子どもが36.7%とその割合は年々増加しています。
 施設は、2008年の児童福祉法改正により条件を満たした場合に看護師配置加算の申請が可能となりました。法改正後、全国の施設で看護師が配置されていますが、いまだ約3割程度と配置は進んでいません。
 東京都社会福祉事業団(以下、事業団)では、それ以前から看護師が配置されています。定期的な「看護師業務連絡会」を行い情報共有を図るとともに、アレルギーや感染症等のマニュアルを作成しています。
 しかし、新しく看護師が配置されても医療と福祉の違いや一人職の難しさから相談相手もなく悩むことが多いため、事業団看護師は事業団を超えたネットワーク作りや日々の困りごとを話し合う場を設けてきました。
 他県の看護師や児童相談所、一時保護所等の他職種との研修会も開催しています。
 日々の業務では、向精神薬やアレルギー薬を内服する子どもも多く、福祉職とともに服薬管理や感染予防などの医療業務にあたっています。
 この機会に、様々な地域から集まった児童養護施設の看護師や医療的ケアにかかわる病院や関係機関の職員、また、医療的ケアに関心のある方々と日頃の思いを出しあいながら子ども達の健康について考えていけたらと企画いたしました。

主催

社会福祉法人 東京都社会福祉事業団 東京都八街学園 岡林

会場

62会議室(6F)

募集人数

25名

対象者

申込方法

下記よりお申込みください
https://forms.gle/tGZg3ChmayMmFfpG6

問い合わせ

Naoko.Okabayashi@jigyodan.org(企画担当者)

9.多職種で子ども虐待事例への支援を考える~地域で子育ちを支えるために~
企画説明

香川県における児童虐待対応件数は平成29年度に初めて1,000件を超え、その後高い水準で推移している。その児童虐待対応件数の大半は、施設入所や里親委託ではなく、地域での相談対応や支援になっている(令和4年度香川県児童虐待対応件数より)。
 その対応件数の中で、義務教育中の子どもたちへの支援は、要保護児童対策地域協議会の要保護児童として、学校や福祉行政機関、医療機関、子育て支援団体等がお互いの役割を重ね合いながら連携して行っている。
 また、要保護児童以外の子どもや家庭への支援においても、日常的に地域の関係機関や人が繋がり合いながら行っている現状がある。
 改めて、子どもや家庭への理解を深めながら、子どもや家庭への支援をどのように取り組む必要があるのか、多職種で考える機会としたい。
 特に、小学生や就学前のきょうだいのいる家庭の模擬事例での事例検討を通じて、各関係機関の役割を再確認するとともに、地域全体で子どもたちを支える環境づくりに繋げていくことを目的に開催する。

<タイムスケジュール>
5分程度 趣旨説明
30分程度 模擬事例紹介・基礎情報の点検
40分程度 事例検討(グループ協議)
20分程度 全体シェアリング
20分程度 まとめ・助言
     助言者:藤原誠氏(香川県子ども女性相談センター)

主催

香川県教育委員会他スクールソーシャルワーカー 藤澤 茜

会場

64会議室(6F)

募集人数

30名程度

対象者

子ども家庭福祉分野の支援者、学校教職員、福祉・教育行政の方

申込方法

下記よりお申込みください
https://docs.google.com/forms/d/14AY-pggmqcCNDXbFBIt–EidWtymq7Pg_Q0sMt87Lec/viewform?edit_requested=true

問い合わせ

kanegon@md.pikara.ne.jp(藤澤 茜)

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10.支援者支援:アートセラピーWSでトラウマ・インフォームド・ケア(TIC)を体験する
企画説明

 トラウマのめがね、かけてみませんか? こども虐待に関わる支援者は無力感や罪責感情を抱きやすい状況にあるにも関わらず、日本ではそれぞれ専門職のスーパビジョンの制度や心理アセスメントがありません。
 支援者のこころのケアを理解するためには、支援者もまたトラウマ・フォーカスド・ケア(TIC)が必要であるというところを理解することからはじまります。
 大久保(2022)は、「組織としてTICの考えが行き届いていないところで、トラウマに特化した治療的介入が行われるのは、リスクのほうが大きい可能性を考えるべきだろう。」と述べています。本来支援の場であるはずが、こどもたちが抱えるトラウマの再演の場となることもあり、またそれに気づきにくい状況は、行動化に巻き込まれ、陰性感情を募らせるなど、支援者にとってもこどもたちにとってもリスクであることは明白です。
 アートサイコセラピーのワークショップでの内省体験を通じて、TICのアプローチである「理解」と「認識」の解像度を上げることで、支援者の理解を底上げすることができるため、現在医療や教育の現場の支援者を対象に全国でワークショップを行なっています。
 このワークショップでは、正解のないアートメイキングを経験します。参加者が自身のネガティブケイパビリティを振り返ることができ、また自身の体験を元に他者の快感・不快感への反応に共感したり、思いを巡らせることができるようになります。自身の傷つきを理解しつつ、相手も同じように傷ついたであろうことを感じ、他者の傷に触れるとき、「問題行動」とみられがちなこども達の行動化とその背景への「気づき」に支援者の意識がアクセスしやすくなります。
 トラウマに気づく・トラウマを扱うためには、不快感への気づきが第一歩として、トラウマインフォームドケアではあるが、トラウマを直接扱わずに安全にTICへの学びが行えるワークショップです。

主催

四国こどもとおとなの医療センター アートサイコセラピスト 森香保里

会場

63会議室(6F)

募集人数

20名

参加費

500円

対象者

こどもの支援に関わる方

申込方法

下記よりお申込みください
https://x.gd/AkHDk

問い合わせ

apt.mori@gmail.com(森香保里)

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11.「市区町村」子ども家庭支援担当職員の「失敗」と「気づき」と「感謝」
企画説明

 市区町村は身近な基礎自治体として、一般的な子育て相談から虐待ケースに対応し、また近年は特定妊婦や、ヤングケアラーへの支援も求められ、対象の年齢や支援分野の範囲がますます広がっている。
 そのためケース支援の内容は多種多様になり、幅広い知識とスキル、社会資源調整が求められ、多くの関係機関との意味のある連携が求められている。
 市区町村の職員は「多種多様な困難を抱えた子どもとその家族」と「その子どもや家族に関係する多種多様な機関」との「多種多様なやりとり」を通して、支援者は「正しい支援」「正しい連携」を実践しようと、個人として組織として、もがきながらトライアンドエラーを繰り返している。
 自分たちの支援が正しかったのかを常に数値化することは、現状では困難であり「何が正しいのか?」「これで良かったのか?」を自問自答する場面も多く、職員が葛藤を抱える場面も多い。逆に日々の業務の中で起こりうる子どもやその家族の小さな成功を、誰かと喜ぶ機会も少ないかもしれない。
 また「自治体」という組織の中で、この子ども家庭支援業務が別の分野の組織からは「大変な業務」と位置づけられていることも多く、自治体という組織の中では大変さだけがクローズアップされ、支援者の抱える「葛藤」と「喜び」を想像し共有する場面は難しいと考える。
 だからこそ、自治体の枠を越えた、同じ業務を行う者同志の横のつながりが、支援者のモチベーション維持には有効であり、ケースに寄り添う支援を展開するように、支援者に寄り添う支援も必要と考える。
 本企画では、2人の市区町村業務に従事する職員が、業務を通しての「失敗」と「気づき」と「感謝」をテーマに対談することで、参加者自身の日々の業務の振り返りを促し、グループ討議を通して、お互いの葛藤や喜びを共有する機会を設け、自治体の枠を越えた新しい仲間作りを提供する機会としたい。

主催

MeetuP2024実行委員会

会場

展示場B(1F)

募集人数

50名

参加費

100円

対象者

市区町村子ども家庭支援担当・要対協構成機関職員・研究者

申込方法

下記よりお申込みください
https://form.run/@youtaikyounokoe–LKil9ivCi2y0KCxZeMxs

問い合わせ

youtaikyounokoe@gmail.com

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12.こども家庭ソーシャルワーカー養成課程履修中の方集まりませんか?!
企画説明

 ついにこども家庭ソーシャルワーカーの養成が始まりました!履修してるけど、他の方はどんな感じなんだろう?と気になったりしませんか?この企画は自主的に集まって、あーだこーだ気になっていることをお話しする会です。

主催

山田優作

会場

65会議室(6F)

募集人数

30名

対象者

こども家庭ソーシャルワーカー養成課程の履修者と履修を考えている方

申込方法

下記よりお申込みください
https://forms.gle/HJ7pcM1JC4mst89JA

問い合わせ

cfsw.info@gmail.com

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